わ行



ワイズマン (PC / 呪紋使い / 男性)
  CV:山崎たくみ
  登場作:GAME・Vol.2〜Vol.4 / 黄昏の腕輪伝説

◆The World (GAME・Vol.2〜Vol.4)
  深く幅広い知識を持つプレイヤー。
  頭の回転の速さに加えて話術にも長けており、トレーディングの元締め的な役目を行っている。
  多くのPCと取引して情報やアイテムの流通を実質的に管理しているため、本人は殆ど冒険に出る事もなく欲しい情報やアイテムを入手出来る。そのコネクションから、非常に散逸的だと言われる黄昏の碑文に関する情報も他プレイヤーに比べて非常に数多く握っている。
  The World内の異変には主人公達と出会う前から独自の調査で気付いており、特別な事情を持つ主人公に興味を持った彼はその広範な知識で主人公達に有益な情報を提供する。

◆The World (黄昏の腕輪伝説)
  漫画版のみに登場。
―――(漫画版設定)―――――――――――
  四年前に起こったウィルスバグ事件の当事者の一人。
  かつての事件当時のPCを現在も使用している。
  システム管理者という肩書きに縛られたバルムンクから、この世界に起こった異変の調査と有事の際の対策のために協力を依頼される。またThe Worldのプレイスタイルはこの時も変わっていないようで、限定キャラプレゼントキャンペーンの件で噂となっていたシューゴ達とその近辺についての情報は把握済みであった。
  アウラの娘と名乗る放浪AI・ゼフィ(とレアアイテム)についての情報を収集するために接触してきたミレイユに、「全ての鍵は四年前にある」という手掛かりだけを告げる。

◇現実世界
  小学生の少年(GAME当時)。静岡県熱海市在住。
  私的なメールには普段の知的な言動と年齢相応の言葉や話題が混ざっているため、文面からは妙なギャップを感じる。
  趣味はトレーディングカードゲーム。PCの印象もあって本人はインドア派だと思われがちだが運動もこなせるようで、小学校対抗サッカー大会の代表選手に選ばれたりもしている。





渡会 一詩 (現実の人物 / 男性)
  CV:−(音声付属媒体に未登場のため不在)
  登場作:AI buster 1、2 / 黄昏の腕輪伝説

◇現実世界
  『.hack//AI buster』の主人公であるPC・アルビレオのプレイヤー。   CC社の社員で、The Worldのデバッグチーム『碧衣の騎士団』の責任者。年齢は20代後半。かつては『The World』日本語版のチーフディレクターである徳岡純一郎の部下として、同ソフトの製作に携わっていた。
  渡会のPC・アルビレオと放浪AI・リコリスの出会いが、彼の辿る数奇な運命の始まりとなる。
  リコリスが遺した言葉から、この“世界”にも神のような存在がいることを意識するようになる。その矢先に出会った猫PC(マハ)と、正体不明の鉄アレイ型モンスターとの戦闘でデータドレインを受けて重度の意識障害を起こし、療養のための長期入院を余儀なくされる。
  退院後はCC社を退社。表向きは健康上の理由によるものだったが、実質は入院中に起こっていた事故(SIGN〜GAMEでの一連の事件)の責任を問われたことによる解雇だった。
  守るべき世界の中で相対し、いとも簡単に自分のPCを葬った正体不明のキャラクターの背景に“神”の存在を確かに感じた彼はその事実を受け入れ、それを一つの区切りとしてThe Worldを去っていった。
  『黄昏の腕輪伝説』では漫画版のみに登場。四年前の渡会が退社する時の様子や、The Worldに対して抱いていた考えや想いが、彼の部下だった柴山(神威のプレイヤー)の回想を通して描かれている。